兄の命日が過ぎた
もちろん忘れなかったけれど
東京(ここ)では
それ話す必要もないし話す人もいないから
普通に過ごした
25年間なにがあっても参った故郷にある彼の墓に
26年目の今年はいよいよおもむけずに
トーキョーで
住まいのすぐそばにある神社の入り口の
松の木に添って
そうね
3メートルぐらいあるんじゃないかな
咲き始めてきたジャスミンが甘く悩ましげに馨る
悩ましい
まぁこじつければね
どこにいても思いは同じだけどさ
今はこの日常を刻むのを
1日とか
1週間とか1ヶ月とか
連休明けまでとかって括(くく)る日時の中に
1年に1回だけある命日がポツンとあって
土日に出歩かなくてもいいようにお買い物して
両手とリュックもしょって
あぁこれ満開だったらスゴいから
だってこんぐらいでもけっこう香るもん
ってこじつければね
キャンドルや香水もそれはそれで芳(かぐわ)しいが
本物の花にまさることは決して無いように
地もまた
トーキョーはトーキョーで故郷は故郷
思いは思い
願いは願い
見上げるジャスミンがそう咲き出してる
いつもなら横に実母いるから我慢して泣かないけど
今年はひとりだから泣ける
勝ち負けじゃないけど
あたしメンタル弱くはないのかもな
うん
自分で決めるもんじゃないにしても
なんか
もしかしたらあたし強いのかもしれない
いや
強いんじゃなく粗雑なんだべ ( ´△`)✋
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