しぃ庵*ししむら情筆

嗚呼、わが身も情も案の定

人生の針



子どもの頃は
酔っ払ったことはもちろんなかったけど
酒に酔ったらこんな感じになるのかなぁといった
ふわふわと雲の上を歩くような
そんなんが10分くらい続いて
急に暑くなって
着ているものがずぶ濡れになるほどの汗が出て
急に眠くなって
その場にあお向けになって眠りにおちる
たぶん寝落ちしてるのはほんの数分で
起きたらビショビショの汗が冷えて寒くなって
急いで着替えるために立ち上がって
着替えが済むと
それはそれは爽やかに鮮やかに心身が目覚め
無心で漢字ドリルやりまくって
気づくと1冊やってて
それから裏山に走りに行って
走っても走ってもぜんぜん疲れなくて
エネルギーがありあまり
そのへんの川で泳いで
泳いでるうちに疲れてきて収まって帰宅した


そーゆー危うげな行動が半年に1回とかあって
でも祖父も兄もそれに対して
不思議がることもなければ叱ることもなく
「おぉ帰ってきたかぁおかえり」と笑っていた


なに書いてんだろ気持ち悪い
でもいいや
ここまで書いたんだから続けてしまおう


やっぱ今もそれあるの
出方(でかた)は似て非なるのだが
今は
場所でいえば大腸の始まりあたりだろうか
位置でいえば体の真ん中と感覚しているが
そこが予期なく突然に激痛がはしり
立っていられないからしゃがむけど
しゃがんでもいられないから横になるけど
横になったほうが余計に痛いから
震えながら立って
部屋の中をひたすら歩く
痛みに叫びたい声を押し殺してひたすら歩く10分
以降は、子どもの頃と同じ
地球に溶けそうなほど気持ち良く寝落ち
着替え終わる頃には
あたしは何でもできるスーパーウーマンだ


間隔はまちまちだが決まってそれは1人の時で
今年はなんか
先月もなったのに昨日もなっちゃって
しかも盛岡の実母と電話してる時で
「ごめん、また後で」っていきなり電話切って
スーパーウーマンになってからかけ直したんだけど
無論この現象を
実母は理解できなくとも以前から知っていて
驚くことはないのだが


負けたくない
彼女は良いのも悪いのも負けたくないから
あたしがこーゆーふうになると
しぃのは心の持ちよう、気のせい
もっと私のほうが具合い悪いのよ
こんなに頑張ってるのよ攻撃
をくらわす
これも逆を申せばあたしは
そんな彼女を理解できなくとも以前から知ってる
だからなるべく刺激を与えぬようにするのだが
いったん刺激を受けてしまったとたん
彼女はぐんぐん勢いをつけてダメなりたがる
まるであたしのせいかのように


あたしのせいなのか


被害妄想
妄想?
被害ってなんだ?
どっちが?


ずっとそればっか考えてるわけじゃなくて
現実を刻むことがいちばん大切だし
やることあるし
お互いに



ゲスの極み乙女。「人生の針」


変幻自在なメロディは耳に新奇で
詞の疾走感に心おどり
過去と未来が混同する画(え)に目くるめく
そして歌は
誰を対象にするかで入り方がぜんぜん違う


でも走る
だってあたしはスーパーウーマンだから
なんつって
どっこもスーパーなんかじゃないけど


いや、それこそ1周して全部がスーパー!
                 (σ≧▽≦)σ🗼








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